木にふれたとき、温もりを感じる。
木の香りに、心が落ち着く。
木の素材に囲まれると、ほっとする。

このように感じたことはありませんか？ 大地に根をはり、みずみずしい葉を広げる木々はもちろん、木は伐採されて形を変えたあとでも、心地よさを感じるのですから不思議です。

そのむかし、裏山にある木を伐って家をつくり、食器や箸など生活に必要なものをつくっていました。木はとても身近なものだったのです。その記憶が心地よさを感じさせてくれるのかもしれませんし、素材になったあとも呼吸を続けている木の特性に「生命」を感じるからかもしれません。

近年、暮らしを手づくりすることが薄れたからでしょうか、国産材の木の家は高級で特別なもの、敷居が高いものという認識が強くなりました。確かに安くはありませんし、必要最低限の手入れは必要です。それでも木を取り入れる（取り戻す）ことで、長く快適に暮らせることも事実です。

木の家が、あなたの手にとどきますように。そんな想いを込めて「てにもりマーケット」を開催します。